2012年4月10日火曜日

TOTO 混合水栓のはなし

バスルームの混合水栓のはなし。
新築マンション購入9年目にしてちょこちょこ設備にガタが出てきた。
去年は古くなったガスレンジを思い切って交換したところ。
ただ、壊れた訳ではなくて、7年もつかっていると汚れも、それ自体の型の古さも目立つ。
そういう贅沢な理由でガスパッチョに交換。

しかし、今回のバスルームの混合水栓はちょっとちがう。
毎日使っているとはいえ、蛇口が悪くなるっていうのは想定外。
どうおかしくなったかというと、数か月前カランとシャワーの切り替えノブを何気なく回していると
「ん?こんなだったっけ」という感触。
そう、シャワーとカランの切り替えでニュートラル(水ストップ)位置で「カチッ」と言わなくなった。
「フニュ」っとしてニュートラルなのか判断付きにくくなる。
ありゃ?と思いながらも水が漏れる訳ではないので、放置していた。

そんなとき、マンションの管理組合で加入している「お直しサービス」みたいなものを
呼んで利用してみた、見てもらいたっかったのは「子供部屋のコンセント」と
リビングのドアが微妙に窓枠にぶつかるので、何とかしてもらいたい理由から。

コンセントも問題なく、ドアも蝶番の調整ですっかり良くなって。
ついでに水栓の話をしたところ「あー、中のパッキンかなにかが痛んでるんでしょうね」と。
もし、水が止まらなくなったらここを絞めて業者を呼んでもらうと良いですよ。
と緊急時の対策を教えてくれた。
「もしそうなったら?」と確認すると、「全交換でしょうねぇ」っと。
見積もり出してもらえるというので、ついでに頼んだら後日。
混合水栓の同型の部品が2万数千円、そして工事費別途。ですと。

ネットでいろいろ見ても確かに微妙に高い代物。

そうこうして数か月が経ったある日、「シャワーに切り替わらないよ」というママの話。
え?切り替わらない?「どれどれ」とみてみると、シャワーの方向にノブが回らない。
無理に回すと、折れそうなのでやめたが、いよいよ駄目になったんだな。
「こりゃ数万円の出費ですか・・・」とブルーになったが、改めてググってみた。

一件だけ似たような事例のブログを発見、型こそ違うものの、TOTOの製品で
シャワーの切り替えが出来なくなったような記述を発見。
参考にしてみると「開閉ユニット」というものを交換すると良いらしいことが判明。

早速混合水栓の型番をチェックしてそのユニットを探す。
混合水栓の裏には型番があった、「TMJ40C3V8」ネットで調べると「TMJ40C3」というのは
あるが、V8という型式まで入れるとヒットしない。

さっそくTOTOのサービスにTELを入れると、優しくおじさんが調べてくれた。
V8は集合住宅などに大量に納品した際の特別な型式ですね。
基本は「TMJ40C3」のことですね、開閉ユニットは「TH577」で間違いありません。
と、早速ネットショップで注文、本体価格2800円に対して、送料800円の代びき手数料430円
というのが気になったが、一刻も早く交換してしまいたかったので、即決。

3日後には手元に届いた。

添付の説明書(設備業者用)を見ながら、15分もかからず交換できた。
※あ、水の元栓は水とお湯の両方閉めないと、水、またはお湯がユニット外すとダダ漏れです。ご注意を。

交換後、動作チェックをすると、数か月聞こえなかった切り替え音「カチッ」とともにシャワーもカランも
いい感じで出てきます。

数万円の出費は抑えられ、めでたく修理が完了したのでした。